No.19 ワインセミナーの主催を終えて

レッスンの様子

2日間のワインセミナー

先週末、2日間にわたる、フランス在住ソムリエによるワインセミナーが無事終了しました!

1回目にご参加された方からも、『もしキャンセルが出たら、ぜひ、2回目にも参加したい!』とまでおっしゃって頂き、大変嬉しく思っています。

昨日は、主人と食器の片付けやサロンの大掃除をしながら、本当の楽しかった思い出に浸りながら、参加者の皆様からの嬉しいご感想を振り返り、今年も開催して良かったなぁと感じております。

ソムリエのヒロキさん、お料理を作ってくださったリヨン生まれのリヨン育ち、コンスタンさんにも大変感謝の気持ちでいっぱいです。

お二人がいなかったら、このような特別なワイン会を開催することができなかったからです。

両日とも12名のご参加者にお越しいただき、各日10本のワインが開けられました。全て日本未入荷のフランスから直接持ってきて頂いたオーガニックワインです。


シャンパンやワインの歴史から始まり、有名シャトーの由来や土壌、製造方法、テロワールについて、さらに気候変動によりワインの作り手たちがAOCの枠を超えて、より良いワインを追求しているという興味深い話題まで、試飲を交えながら幅広く学んでいただきました。

『目から鱗』のような新しいワインの知識に触れるたび、試飲するたびに驚きの声が上がっていました。これまで持っていたイメージとは異なるワインに出会ったからでしょう。

私たちが普段飲んでいるプロヴァンスやジュラ、ボジョレーワインに対するイメージも大きく覆されました。これまでの固定観念とは異なる新たな魅力を発見し、ワインの奥深さを再認識することができました。

特にオーガニックワインに関しては、日本で広まっている誤った認識を修正する機会にもなったのではないかと思います。

私自身も含め、オーガニックというと独特な味わいをイメージしていた方が多かったかと思いますが、実際には非常に綺麗で切れ味のあるワインがあることを知りました。また、「オーガニック」と謳っているワインの本当の姿についても、深く学ぶ貴重な機会となりました。

日本へ輸入されるオーガニックワインの質が低いという認識がフランスで広まっている中で、こだわりを持つ作り手たちは「オーガニックワイン」とは謳わず、「クラシックワイン」とあえて名乗ることも多いようです。

お料理は、リヨンの郷土料理、ワインとのマリアージュも最高でした!

次回のワインセミナー

次回のワインセミナーは、来年6月末にリヨンでの開催となります。

実際に、ブルゴーニュやローヌのワインナリーを訪れたり、フランスの家庭でのホームパーティーや、現地の人たちと交流が楽しめるカクテルパーティ、さらにリヨンの地元っこだけが知るリヨンの隠れた魅力を体験できるツアーなど、楽しいこと満載で企画しています。

お料理やワイン会の様子は、次回のブログに書きますね!




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