グローバルなおもてなしの心
今年も桜が満開になりましたね!
我が家からも見える桜がちょうど見頃を迎えたので、フランス人ご夫妻とお友達をお招きし、ディナーパーティを開きました。
インスタグラムの方でもこの様子をアップし、グローバルマナーの5つの原則を入れています。

今日のブログは、グローバルなおもてなしについて書きたいと思います。
以前、インターナショナルスクールの図書館で働いていた頃、外国人のご家庭に招かれる機会が何度もありました。
とても嬉しい経験でしたが、逆に私が自宅にお招きする側になったとき、ものすごい戸惑いを感じました。
なぜなら、どうやっておもてなしをすればいいのか分からなかったからです。
もちろん、日本流のおもてなしは素晴らしい文化です。
日本人としてその誇りを持ち、日本らしさを伝えることも、とてもグローバルマナーでは大切です。

しかし、国際的な場面では、相手の文化背景を考慮することも大切です。
インターナショナルスクールに通うご家庭の中には、日本が好きで来られている方ばかりではありません。
中には、ご主人の仕事の都合で「仕方なく」日本に来た、という方もいらっしゃいます。
そういった人たちは、日本に住んでいても、必ずしも日本の文化に関心があるとは限らないのです。
たとえば、私たちが海外転勤になった場合を想像してみてください。
ワクワクする人もいれば、不安でいっぱいになる人もいますよね?
私は前者ですが(笑)、後者の人は、できるだけ冒険したくないのです。

このような背景を持つ人たちが集まる場では、相手の文化や立場に寄り添うことが大切です。
つまり、日本流を押しつけるのではなく、“世界標準”のおもてなしを身につけておくことで、どんな国の方ともスムーズな関係を築くことができます。
なぜなら、マナーの本質とは「相手に対する思いやり」だからです。
アカデミーのグローバルエレガンスコースでは、こうしたおもてなしや立ち居振る舞いに加え、
より深い思考や視点にも触れながら、グローバルスタンダードにふさわしい在り方を丁寧にお伝えしています。
なぜなら、国際的な場で信頼を築くためには、どんな文化の中でもブレない“自分軸”を持つことが、最も大切な土台になるからです。
そして、真のグローバル対応には、マナーだけでなく、異文化理解や、言語に頼らないグローバルなコミュニケーション能力も欠かせません。
実際に役立つ【グローバルマナーの5つの原則】を、Instagramにも投稿していますので、ご興味のある方はぜひご覧くださいね。
テーブルコーディネートは「自分らしさ」の自己表現
今回のディナーパーティでは、お天気にも恵まれたのでテラスにテーブルをセッティングしました。

アカデミーの各コースでも学んでいいただくテーブルコーディネートは、単なるフォーマルなルールにとどまらず、アイデアと個性を引き出す”発想法”を大切にしています。
なぜなら、世界に通じる魅力とは「自分らしさ」が何よりも重要だからです。
テーブルコーディネートも、その人のセンスや価値観が映し出される表現方法のひとつです。
この日も、テーブルに飾ったお花やグリーンは、レッスンで使用したものを工夫して再利用したものです。
同じアイテムを使っても、発想次第で何通りものコーディネートが生まれます。
その楽しさこそ、アカデミーで伝えたいことの一つなのです。

マナーは堅苦しいものではなく、自由な表現へ
マナーというと、堅苦しいものと感じる方も多いかもしれません。
でも実は、マナーを知っているからこそ、どんなシチュエーションでも自信を持って振る舞うことができます。
つまり、自分らしさを解放するためのツールでもあるのです。
アカデミーのグローバルエレガンスコース(第3期生9月開講予定)では、
このような「世界に通じるおもてなしとマナー&テーブルコーディネート」を、日常や社交の場で実践できるスタイルでお届けしています。
ご興味のある方は、ぜひInstagramや公式サイトもご覧くださいね。
本当の魅力とは、
人と人をつなぐ力にあるのだと、私は思います。

世界で通用するテーブルマナー講座 只今募集中!
年に2回しか開催しない、本場フランスのミシュラン3つ星でも通用するテーブルマナー講座を開始します。
2025年5月18日(日)12:00~15:00
洗練されたフレンチの名店
大阪・中之島「Restaurant Varier(レストラン ヴァリエ)」にて開催
詳細はこちらへ>>>
MIKA DECO Paris
コース受講生のご感想はこちら
