”私は何者か？”
ちょっと哲学的な問いかもしれませんが、、
グローバルエレガンスコースでは、この問いに向き合い、自分自身で答えを見つけていくワークに取り組んでいます。
まず初めに、グローバルな環境に身を置いたとき、日本人とは違う人たちとのコミュニケーションにおいて、この「問い」と「答え」が、とても重要になってきます。
しかし、もっと重要なことは、今の自分の人生を生きる上で、自分自身を見つめ直すことは、新しい人生を開く鍵になります。
“テーブルコーディネート”を超えて、私が本当に伝えたかったこと
先日、卒業生と話していて、ふと気づいたことがあります。
私はこれまで約20年、テーブルコーディネートとマナーを教えてきました。
なので、私のイメージは、「テーブルコーディネーター」か、「マナーの先生」と呼ばれることが多いです。
しかし、今でもよく考えることがあります。
それは――「自分の本当の専門とは何か？」という問いです。
テーブルコーディネートを中心に教えていた頃、まだそれがどんなものかを知らない方が多く、
生徒さんのほとんどが、初めて目にするその美しさに感動し魅了されていきました。
その中のお一人だった彼女も、テーブルコーディネートが大好きになり、そんな人が多く集まったので、次の「センスアップコース」を作りました。
コンセプトを変えて、今でいうアート思考的なテーブルコーディネートです。
ご入会当初、彼女は専業主婦で、フランスが大好きだったものの、「一人で海外旅行に行くのは怖くて無理…」とおっしゃっていました。
しかし今では、コースを通じて「自分の好き」を見つけ、海外を飛び回るお仕事をされています。
こうして多くの人が、次々と人生を変えていくのを目の当たりにし、
「なぜ、テーブルコーディネートで人生が変わるのか？」
その問いを深めるために、大学院で研究を行いました。
卒業後は、「もっと早く、確実に変化へと導けないだろうか」と考え、自らの研究と、大学院でのビジネスの学びを組み合わせ、
新たに「グローバルエレガンスコース」を作りました。
現在は、その第2期が進行中です。
先週末に行った5回目のレッスンでは、受講生のほぼ全員が
「このコースを通して、人生の転機を感じている」と答えてくださいました。
その９割が、「今の仕事や人生の目的が明確になった。」と言われています。
ご参加者の背景はさまざまで、
会社員として働いている方、すでに起業されている方、
これまで家庭を中心に過ごされてきたけれど、
「これから何かを始めたい」と思っている方までいらっしゃいます。
私にしかできないことを信じて
ところが、今では自分の夢を叶え、
世界を飛び回っているご卒業生からのお言葉は、
「先生の昔のテーブルコーディネートが懐かしいです。
今、同じような感動を味わいたくて、別の先生のお教室に時々通っています。」と。
ここで私が彼女の質問したのは、
「もし、最初から私のところではなく、その先生のお教室だけに通っていたとしたなら、
今のあなたは、いたと思いますか？」
彼女の言葉から、私自身が何者かを、改めて気づかせてもらったのは、
確かに、テーブルコーディネートを教える先生は、世の中にごまんといるかもしれない。
だけど、私にしかできないこと。それはーー
「テーブルコーディネートを通じて、次の次元へと導いてあげること」
それこそが、私の強みであり、他にはない唯一無二の価値であり、
そして、私のパーパス（人生の使命）なのだと。
自分軸は、20年前から全く変わっていない自分を発見しました。
皆さんも、是非一度、ご自身と向き合い考えてみてくださいね！
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