人生を豊かにする大切なおもてなしスキル
No.10からお読みください。
前回のブログで、フレンチスタイルテーブルコーディネートについて書きました。
食卓にただ料理が並ぶよりも、食器が揃っていて、それが美しくセッティングされていて、色の合わせ方や、物のチョイスの行き届いたテーブルコーディネートは、見ていて魅了されます。
高価なものを使わなくても、たとえ百円ショップのものでも、創意工夫次第で何通りものコーディネートが作り出せることが、テーブルコーディネートのスキルです。
また、その人のセンスも、そのテーブルコーディネートからうかがうことが出来ます。
ただ、そこで終わっていては、人生は豊かにはなりません。
テーブルコーディネートは、人をお招きすることで、その目的を果たします。もちろん、家族のためにテーブルコーディネートをするのも大きな目的の一つです。
私はフランスでの経験から、家族やさまざまな人々と共に「食卓」を囲む親密な交流こそが、人生をより豊かにしてくれることに気づかされました。だからこそ、この豊かさを人に伝えていきたいと思っています。
前回のブログでも書いたように、「テーブルコーディネート」という言葉を初めて耳にしたのは、17年前に仲良くなったフランス人からでした。
フランス語では「Art de la Table」と言います。
それまでの人生、私が育った実家では、他人を家に招いて食事を提供するという習慣は全くなくて、お客様用のグラスや食器は、ほぼ飾り棚の中から動くことはありませんでした。
でも、フランス人から教しえてもらい、フランスでも体験して、実際に人を家に招くことをやってみました。
何が大きく変わったかというと、家族がもっとオープンマインドになったということです。つまり寛容に物事を受け入れやすくなり、彼らの世界が大きく広がったことです。
特に主人は、家をプライベートな空間と考えていたので、他人を招いて食事を共にすることは想像もしていませんでした。むしろ、好きではありませんでした。
しかし、人を招いて一緒に食卓を囲むことで、それが「楽しい体験」に変わると、次第に私が友人を家に招くことを楽しみにするようになり、主人も人が来る前には、積極的に家の掃除をするようになりました。
娘が大学を卒業するまで私たちと一緒に住んでいたときは、学校以外で出会うさまざまなジャンルの大人たちが家に来て、いろいろな話をするのを聞いていました。それによって、家族だけの会話よりも視野が広がり、考え方が変わって、大人と対等に会話ができるようになりました。
その中には、外国人もいれば、外国で長く生活をしていた人たちも含まれます。
「誰と知り合うかが大事」というのは、私のアカデミーの大きなテーマですが、自宅でのおもてなしは、自分で、その出会いの機会をつくることが出来ます。
そしてフレンチスタイルのテーブルコーディネートを通じて、おもてなしスキルを習得した多くの生徒さんたちが、自宅にご夫婦で招待する食事会を開くようになりました。
私たち夫婦も何度かお招きいただきましたが、本当に楽しい時間を過ごしました。レストランとはまた違う豊かな時間です。
おもてなしには、テーブルコーディネートだけでなく、料理やコミュニケーションスキル、マナー、アイデンティティ（自分軸）、インテリアセンスなど、多くの要素が含まれています。
これらのスキルは、人生において大切な人々との関係を築き、長いお付き合いへとつながる、人生を豊かにする大切なスキルだと考えています。一度身につけると自分のものとして活かすことができます。
お料理以外のこれらのノウハウは、総合的に私たちのトータルエレガンスコースで学べます。
ご受講生の感想
今日、ご紹介したい生徒さんは、現在、ご自身の才能を生かされて起業されています。
トータルエレガンスコースに入会時は、お２人のお子さんのお母さんで、専業主婦でいらっしゃいました。
ご受講の『きっかけ』は、テーブルコーディネートやインテリアが大好きだから、もっと学んでテーブルコーディネーターになることを夢見ていらっしゃいました。
彼女にとって『食卓』は、幼少期からご両親がさまざまな方を自宅に招いておもてなしをしていたため、楽しく素敵な思い出がたくさん詰まっている場所でした。
だからこそ、テーブルコーディネートを学び、今でも心に残る『人を自宅に招いた』素敵な思い出を子供達にも伝えたい、また、ご自身もお友達を家族ぐるみで招いて楽しみたいという思いがありました。
トータルエレガンスコースでは、テーブルコーディネートの基礎〜応用を学び、カリキュラムに含まれる、『おもてなし外交』に大変ご興味を持たれました。
卒業後は、次のステップである「センスアップコース」に進まれました。
このコースは文字通り、センスを上げていくことを目的にしていますが、テーブルコーディネートを使って、食卓というキャンバス上で、自分自身の考えや内面にあるものを表現するトレーニングを繰り返します。
それには、まず自己理解が不可欠です。ワークを通して『自分の好き』や、『心の声』に耳を傾ける時間をとり、自分自身と向き合います。そうすることで、忘れていた『好きなもの』や、『自分の夢』を思い出したり、『新しい才能』にも出会うことができます。
このコースにおいては、テーブルコーディネートをテーブルアートと呼び、アート思考を用いて導いています。
言葉ではなくアートを使って、参加者同士がインタラクティブにセンスを交換していきます。その過程で、美的センスを磨きながら、他人に感動や喜び、驚き、そして哲学的な思索まで与えることで、相互にさまざまな感情が動いていくのです。
当校で開発したSEESIモデルを使って、自己理解と他者理解を通して、最終的には自分が何者であるかを理解することで「自信」に繋がっていきます。
彼女の場合、本当にやりたかったことは、これまで描いていたテーブルコーディネーターの夢ではなく、自分の本当に得意なことに気づくことでした。
その得意なこととは、元々証券会社での豊富なご経験と知識を活かして、「マネーリテラシーを通じて大切な人たちを幸せにしていきたい」という新たな夢に気づかれたことです。
現在、彼女は「投資」を通じて豊かな未来を作ることを目標に、忙しい日々を送っています。
そして、プライベートでは、ご自宅にご夫婦単位で人を招き合い、強い人間関係を築く「自宅でのおもてなし」を通じて、充実したライフスタイルを楽しまれています。
ご受講生の感想 （Google ビジネス上）
2回にわたってお伝えしましたが、MIKA DECO Parisのフレンチスタイルテーブルコーディネートを通じて本当に伝えたいのは、人生の豊かさを得る方法です。
このプログラムを通じて身につけたスキルや知識が、あなたの未来に豊かな人間関係や充実したライフスタイルをもたらし、人生をより輝かせる手助けとなると思います。
「自宅でのおもてなし」を通じて築かれる新しいつながりや経験が、未来のあなたにとって大きな財産となり、より豊かな人生を築く基盤となることは間違いありません。
▶︎トータルエレガンスコース修了時のご感想（現在センスアップコース在学生）
最初トータルエレガンスに入ったきっかけは、テーブルコーディネートを学びたい！というきっかけでしが、ミカ先生のマナーや教養のお話にどんどんと引き込まれていきました。
世界基準のマナーや教養のお話が聞けるのはとっても興味深く、学校のどこでもお勉強できないことですし、絶対娘のもこのような教養を身につけさせてあげたいなと感じることばかりでした。
だんだん、トータルエレガンスに身を置いていると感じたことは、最初は、自分なんてこんなマダムな教室に来ても大丈夫だろうか、、と気後ればかりしてドキドキしていました。が、どんどんと、自分自身の興味が広がり、行動的になって積極的に自分の枠を広げていけたような気がします。
ただ単にテーブルやアートを学ぶだけではありません。ミカ先生から受ける刺激によって「どんどん自分らしく輝いていいんだ」という女性が本来、みんなが持っている魅力をどんどん引き出してもらえるスクールだと思います。
ご受講生の中野ミリさん
NISAなど、投資のことが全く分からないわ。。と思われている初心者の方から、投資のノウハウを知りたい方までおすすめです！
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