センスアップコースご卒業生のテーブルコーディネート
久しぶりにレッスンの様子を書いていきたいと思います。
コロナ禍が始まった2020年より休講させて頂き、できた時間を利用して自分をブラッシュアップするために日仏の大学院で３年間学びました。
その間、在校生の方のみのレッスンで私自身が精一杯だったので、気になりながらもブログの更新が全く出来ずにいました。
今回のブログは、センスアップコースご卒業生の最後のレッスンの様子です。
最後のレッスンのテーブルコーディネートは、皆さん本当に素晴らしいので、ご紹介しますね！
卒業生全員に共通して言えることですが、８回のレッスンを通じて紆余曲折しながらも、最終的にはご本人の最も大好きなテイストに戻るところが面白いです。
センスアップコースは、トータルエレガンスコースを修了された方ためのアドバンスコースです。テーブルコーディネートを通じてセンスを磨くコースですが、修了が近づく頃には、ほとんどの方が自己成長を実感し、大きな変化を遂げていきます。
コースを受けていく段階で、『殻を破ったね！』という瞬間があり、それは私だけでなく、見学している生徒さんたちにも目に見えて分かるようになります。
このコースでは、私自身がお仕事を頂けるまでセンスを磨くために実践してきた方法を、そのまま生徒さんたちに直接教えています。
阿部瑠以子さんは、もうテーブルコーディネーターとして、そして輸入食器販売でも大変ご活躍されていらっしゃまいすが、私のサロンに最初に来ていただいたのは、彼女が20代後半の時でした。
私のサロンに、20代でお越しになられる方は少数です。しかし、20代だからこそ、新しいことを吸収することで伸び代が大きくて、全員の方が大きく変わられています。
フレンチスタイルのテーブルコーディネートで教えていることは、既成概念を超えた新しい考え方だと私は考えています。
型は重要ですが、その型にとらわれ続ける教え方では、成長を妨げてしまいます。真の成長を遂げるためには、守破離のプロセスが欠かせません。
まずは型を守り、次にその型を破り、自分のスタイルを確立して初めて、本当の意味で自由な表現が可能になるからです。
ご卒業生のご感想
卒業のレッスンありがとうございました。本当に１０年近い年月に驚きました。
お会いした当時私は当然レッスンもしておらず、する予定すらなく、ただ学びたいという希望があっただけで、今のようにテーブルを仕事にする日が来るとは微塵も思っていなかったです。
思い返してみれば、実花先生から一番に学ばせて頂いたことは、学ぶ、自分で考える、形にするという姿勢だと感じます。
当時の私はテーブルウェアや歴史はとても好きだけど、同時に“やってはいけないこと”の多さ、手の届かない世界への憧れと現実に落とし込めないもどかしさで、どこかに新しい先生と世界はないものかと探っていた時でした。
はじめの１年で、実花先生の大胆な色使い、セッティング、そのセンスにとても魅力を感じました。
そしてそれは先生の天性のものだとも思っていました。センスアップコースに来てはじめて、カラーやバランスや、そのセンスの裏側には思いつきやひらめきではなく、確固たる学びと裏付けがあってこそなんだと知り、実は大きな衝撃でした。
先生があまりにさらりとこなされていたぶん、見ている側として気付かなかったんだと思います。
そこから、私は色々学んできたつもりになっていたけれど、実はノートを取ってただけで自分で何かを考えたかな？
自分で選ぶことや、次へ繋げる、形にするアクションは、何もしてないんじゃないかなと考えるようになりました。
実花先生にお会いしていなかったら、きっと学ぶということは一時的な楽しみのままで、今のように次に繋げることはできていなかったと実感し、実花先生との出会いにとても感謝しています！
本当にありがとうございました。
阿部瑠以子
ご見学に来て下さった生徒さんたちと一緒に。
最終回のレクチャー指導は、
プロの話し方トレーナー 八尾ちなみ先生
Instagram ＠chinami_yao
阿部瑠以子さん
可愛い輸入食器販売 Blooming Home
インスタグラムもとっても素敵ですよ！💕
Instagram @ruiko_a
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